間違いのないベストな治療を受けるためには、やはり胃がんの名医がいる病院で治療を受けておきたいものです。有名病院以外でも検査や手術を行っていますが、継続的にある程度の数の患者さんを診ていないと、専門医の腕も落ちてしまうものです。そうした意味では、手術件数も重要な手がかりとなるでしょう。
たとえば、高度な技術を要する胃がんの腹腔鏡手術の名医となるためには、実際に経験を積むことが不可欠です。腹腔鏡の手技に精通している専門医がいるのであれば、体の負担を小さくしながら治せる患者さんが多いことになり、患者さんにとって大きな利益になります。
しかし、あまり患者さんがこないために継続的に腹腔鏡手術の経験を重ねることが難しい環境にあっては、1度磨いた腕も衰えてしまうものです。専門性を高めるためにも、胃がんの患者さんがどれだけいるかは大切な要素となります。
評判のよい病院として国立がんセンター東病院や虎の門病院、東京医科歯科大学医学部附属病院があります。これらは有名病院と言ってよいでしょう。もちろん、場所による制約もありますので、遠方の方は通院が難しいため、できるだけ近くでしっかりした治療が受けられる医療機関を探すべきです。
最新治療を受けられる病院
医療の分野はどんどん進歩していますが、現場が必ずしもそれを誠実に受け入れているわけではありません。病院の対応力にも差がありますので、最新治療を積極的に受け入れているところもあれば、旧来の方法にしか対応していないこともあります。当然ながら、患者さんとしては選択肢が減ってしまうことになりますので、できるだけ様々な方法に対応している病院を選びたいものです。
末期胃がんに近づくほど、生存率は下がっていきますし、スキルス性の場合には一般に生存率が低い傾向にあります。これらの事実を考慮しても、最新の方法に対応できる環境であることは、命が助かるかどうかを左右することもあるのです。
胃がんは比較的生存率が高く、治りやすいと言われることが多いのですが、実際に多くの方が毎年命を落としています。決して油断できる病気ではないのです。総合的に考えると、名医と呼べるほどの専門医がいて、最新治療にも対応していることが理想であると言えるでしょう。
また、一般的な評判を参考にするのも大切ですが、個人的な相性も軽視できません。医師と患者さんも人間同士ですから、お互いに合う場合と合わない場合があります。闘病生活において身近なパートナーとなるのが主治医ですので、話がしづらいようでは望ましくないでしょう。
そもそも、名医が見つかれば胃がんが治るというのは誤解です。あくまで他の医師と比較したら優れているというだけなので、基本的に行うのは普通の医師と同じく下記の治療法です。
胃がん治療の基本
どのような治療法があるかを知っておくことは、病院選びの前提条件としても重要です。病気と闘っておく上で基本的なことですので、しっかり理解しておきましょう。
まず、基本的な選択肢としては内視鏡治療、手術、抗がん剤、放射線療法があります。これらは単独で用いる場合もありますし、複数のものを組み合わせることでより良好な結果を求めることもあります。
内視鏡治療の特徴は、低侵襲(体への負担が小さい)ことです。一般的な手術に比べると、治療後の回復が早いのです。ただし、適用されるのは初期症状の場合だけで、早期胃がんが対象になります。
進行すると、手術の対象となります。内視鏡治療では取り除けない癌であっても、手術であれば切除できることが多くあります。手術の中でも、開腹手術と腹腔鏡手術があります。
腹腔鏡手術は大きな傷を付けずに、小さな穴を開けるだけで済むため、開腹に比べると術後の回復に必要な期間は短縮されています。イメージとしては、内視鏡治療よりは重く、回復よりは軽い負担といったところです。小さな穴から器具やカメラを入れるのですが、開腹手術に比べると高度な手技が必要とされるため、名医と呼ばれるような専門医の執刀があれば心強いでしょう。
開腹手術は昔から行われていた方法で、取り残しが置きづらいという意味では安心できます。ただし、術後の入院期間が長く、回復に時間がかかります。
抗がん剤は転移がある場合にも有効な方法で、血流に薬剤が乗ることで全身に効果を及ぼすことができます。脱毛や吐き気を代表とする副作用があります。どのような副作用があるかは、使用する薬剤の種類によって異なります。なお、抗がん剤治療は化学療法とも呼ばれます。
放射線療法は、病巣に放射線を照射することによって、癌細胞を攻撃する方法です。
病院での治療に加えて
これから先も、胃がんの治療において病院の重要性が変わることはありません。しかし、考えてほしいのです。いまだに毎年、多くの方がこの病気で命を落としています。つまり、病院だけでは安心できないのです。
そこにつけ込んで荒稼ぎしている健康食品などもありますが、これらにダマされるのも止めてください。そんなもので治るぐらいなら、そもそも健康食品ではなく薬として認可されるはずです。巨額の資金を持つ製薬会社が黙っていないのです。
それよりも、食事はトータルで考えなくてはなりません。これが食事療法です。海外で作られた難しい(日本で入手できる食材では事実上、実現不可能な)方法もありますが、それでは意味がありません。知識として知っておいてほしいわけではないのです。
実際に日本で簡単に実行でき、これまでに多くの患者さんを救ってきた食事療法、これを知っておいてほしいのです。病院での胃がんの治療と組み合わせることで、後悔のないように万全を期してください。具体的な食事法や実績はこちらをご覧ください。